コロナが始まって早くも2年が経過しようとしています

このところ新規感染者が減少していますが終息を予想をする専門家はいません

経営者としては、まだまだコロナ対策を考えていかなければならないようです

返済猶予を受けている借入金の返済が始まる

まず気になるのはこの点です

コロナ対策として数年の返済猶予を条件として融資を受けている場合、猶予期間が終わり返済が始まると資金繰りが急に悪くなります

返済が始まるというだけでなく

例えば10年の返済期間で2年の返済猶予を受けている場合、実質の返済期間は8年となります

ということは、毎月の元本返済額は通常の10年で返済するより多くなります

実際に返済がいつから始まるのかを確認してみて下さい

そこで何をするか

検討すべき事は・・・

借り換えが出来るかどうか検討する事です

返済猶予の借入金は当初はありがたいのですが、いざ返済が始まると厳しい条件の借入金に豹変します

そこで金融機関に対して、返済猶予の借入金を返済するために新たな借入が出来るかどうか相談をしなければなりません

そうすることで、返済は始まる事になりますが条件の良い(返済期間の長い金利の低い)借入金に切り替えていく可能性を探ります

手許資金に余裕がある場合、いっそのこと返済してしまいたくなるところですが、そこは慎重に検討した方が良いでしょう

まだまだコロナは続きます

資金を維持し続ける努力は続けなければなりません

銀行の担当者と仲良くしよう

これはこの時期に限ったことではありません

メインとしておつき合いをしているしている金融機関の担当者とはいつでも話が出来る間柄になっておいて損はありません

忙しくて面倒かもしれませんが、金融機関との話がしやすくなります

とはいえ、この2年間でわかってきたことも

昨年、新型コロナ感染症が拡大し始めた頃は先が見えずわからないことだらけでした

今もなおコロナ前に戻るというわけにはいきません

しかし、この2年間でわかってきたこともあります

それは

今できることを積極的に考え、かつ、動くことが出来るということです

もう一つは、自分のビジネスを原点に戻って見直すことが出来ることです

コロナ前に戻すのではない

コロナ前「本当はこんな事を目指したい」「ここはなんとか改善したい」・・・でもできませんでした

平時においては変化はなかなか出来ません

しかし有事の今はそれらを実現するチャンスかもしれません

利益と資金

こんなビジネスをやろう!と夢を持った時だれもが成功したいと思います

そのとき売上高の大きさだけを競うのではなく

売上高は小さくても利益が出ているか?

その結果、資金が増加する体質になっているか?

ここがポイントであり原点です

それらを実現するためのヒントやツールがこのコロナの中からたくさん見えてきました

・通信設備やテレワークへの投資

・オフィス賃借料の削減

・求人、雇用の方法

・運送手段の変化

・経営者本人の時間の使い方

等々ほかにもたくさんあるでしょう

これらをどう自分のビジネスに取り入れていくかが鍵になると考えます

 

自分のビジネスにとって何が必要かを考えるのは今しかないのかもしれません

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