先日弊事務所のホームページに掲載しました「歯科医師士様向けのサイト」を閲覧いただきましてありがとうございました

歯科医院様の開業・経営をトータルサポート
https://taxconsultant-ohmura.com/dental-support/

今回は、新規開業後、あるいは、すでに開業をされている先生を新たにお引き受けした場合に、どのようにお仕事をさせていただくかをまとめました

1.医院には経理担当者がいない場合が多い

1人院長の歯科医師様の場合、経理の専門担当スタッフを配置していないケースがほとんどかと思います

先生の奥様がその役割をされている場合が多いのですが、受付やお金の管理など経理専門というわけにはいかないのが実情でしょう

そこで弊事務所の役割は大きくなります

毎月資料をお預かりし、決算までの帳簿を作成していきます

ただし現金預金の会計ソフトへの記帳だけでなく

・社会保険診療での窓口収入と振込収入の把握

・自費診療で診療報酬を院内分割で受領する場合の未収金の管理

・最近多様化する診療代の支払い方法への対応

・スタッフの給与支払管理

・医療機器と税務上の優遇制度の検討

・固定資産の取得や修繕などで融資を受ける場合の資金繰り

等々

 

2.毎月(定期的に)ミーティングをする

お預かりした資料もとに、翌月に経営状況をお知らせする資料を作成してミーティングを行います

ミーティングは、実際に訪問させて頂くかオンラインで行います

内容は、前期以前の業績とを比較しながら現在の状況をご説明し、先生方の目標が実現されているかどうかを確認します

同時に改善点やご相談を承り、翌月以降の課題を解決します

毎月ミーティングを行うことで、私どもは先生方が疑問に思ったりご懸念されている問題について取りこぼすことなく把握し、処理を進め必要な場合にはご提案をすることもできます

結果として、先生方が診療に専念できる環境を作ることを目指します

 

また、資料の受け渡しは手渡しや郵送だけでなくネット上でdropboxを利用します

 

3.電子帳簿保存法への対応

令和6年1月1日から始まったいわゆる電帳法

現在は、対象が電子取引のみに限定されていますが今後は会計ソフトを利用してできるだけ費用面でも事務作業のうえでも少ない負担対応して行く必要があると思います

 

4.後回しになりがちな経理事務を任せて安心感を

毎月順調にミーティング行って私が感じることは、先生方がご自分の経営に誤りがないことを確認して安心を得ていることがわかることです

医業は利益率が高く資金繰りもよいので、そう簡単に窮地に陥ることがないのも事実ですが、経理事務を後回しにするとどうしても不安を抱えてしまいます

特に納税額は利益が大きいので金額も大きくなります

やはりこの点が想定外で「こんなに税金払うの!」となってしまいます

毎月の経営状況や納税の予想額を把握して安心を勝ち取りましょう!

 

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