確定申告もこの金曜日まで。
最近は電子申告のおかげで、この時期に申告書をいっぱい抱えて朝から税務署へ出かける、などということもなくなりました。
かつては15日の23時59分までに郵便局の夜間窓口に書類の束を持ち込むなんてこともありましたがそんな事もなくなりました。
それはさておき‥
確定申告の打ち合わせで久しぶりにお会いする皆さんと「景気はどうですかね」なんてお話になりますが、やはり明るい話題はなかなか聞こえません。
自分の立場から見ると、一昨年の秋ごろから傾向が出てきたような思います。
- 急激に成長する事業者はなかなか見当たらない
- しかし売上高が伸びていなくても利益率が安定もしくは伸びており、資金繰りも良い、そういった事業者はほぼ決まって出てきている
- その一方で、売上高を見るとさほど悪くないが、利益が出ていない、したがって資金繰りが悪い事業者が出てきている
この差は何かな?と考えます。
大きな要因だなと感じるのは、経営者が本業の実績だけではなく、その成果としてお金がどうなっているかを気にしているかどうかが大きいと感じます。
要するに儲かっているのかどうか?
だから
[利益率=資金繰り]
という点に私はいつも着目します。
売上高ではありません。
流動比率や一人当たり〜率などといった経営指標を見る前に、まずこの点をいつも見ておかなければなりません。
しかし、皆さんこういった話よりも攻めの話の方が大好きです。
それはそうです。本業が好きで独立したのですから。
とはいえビジネスも勝負の世界、盾と矛の両方を見る目を持たないといけません。
この辺が勝負を分けるのではないかと思います。
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