いま、何をすべきか
令和2年度補正予算が成立し、少しずつ給付金や補助金の受付が始まっています
コロナ対策融資の受付も継続しています
一方で、遅い!これでは金額が足らない!などの声が聞こえます
しかし、よく調べてみると各補助金等は今後も3次、4次以降の予定を組んでいるものが多くあります
予算が成立していないので確定していませんが、計画があるということです
また、自治体での特別融資の枠も充実してきています
そこで、いま経営者は何をすべきか
売上高を継続して把握しよう
業績悪化に対応した給付金、補助金、融資のほとんどは、要件として直近の売上高と前年との比較をあげています
対策に追われてなかなか記帳や売上の把握などの余裕がない、という方も多いかもしれません
しかし、これがわからないとどうにもなりません
しかも、相談窓口はひじょうに混雑しており、実際に相談が始まるまで相当の時間がかかります
Web申請もアクセスが集中してサーバーも止まってしまったり・・・という状況です
できるだけ早く給付や融資を受けたい
そのためには、受付開始後できるだけ持ち込めるように、直近の売上高を出せるように準備をしておきましょう
売上高だけでもいいんです・・・
日々の売上や、取引先への請求額を継続してまとめておきましょう
それを事務所宛に送って下さい
資料を出せるように応援します
そして通常の記帳を継続していれば、なおよいですね
業績回復時にどういった方策を取ればよいか、必ず役に立つはずです
要件(認定基準)の例
例えば、要件(認定基準)どうなっているでしょう?
1.持続化給付金
直近1ヶ月の売上高が、前年同月比のマイナス50%
2.経営安定関連保証(中小企業信用保険法第2条第5項)
セーフティネット保証4号 最近1ヶ月の売上高等が、前年同月比の20%以上減少、かつ、その後2ヶ月を含む3ヶ月間の売上高等が前年同期比20%以上減少が見込まれる
セーフティネット保証5号 最近3ヶ月の売上高等が、前年同期比の5%以上減少
3.危機関連保証(中小企業信用保険法第2条第6項)
危機関連保証制度 最近1か月間の売上高等が前年同月比で15%以上減少しており、かつ、その後2か月間を含む3か月間の売上高等が前年同期比で15%以上減少することが見込まれる
4.各自治体独自の融資枠
各自治体独自の融資枠はどうなっているでしょう
(1)上記の 「経営安定関連保証」「危機関連保証」 の制度を利用した融資枠
(2)各自治体独自の融資枠
を設け、認定基準を設定しています
下記のそれぞれのホームページから確認できます
各自治体の新型コロナウイルス対策支援策のホームページ
《東京都》
東京都産業労働局
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/attention/2020/0305_13201.html
23区新型コロナウイルス対策融資支援一覧
https://hojyokin-portal.jp/columns/financing_23wards
(東村山市)
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/smph/kurashi/jigyo/chusyo/kashituke_hoshou/yuusi.html
《神奈川県》
《神奈川県》
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/jf2/korona.html
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/jf2/coronavirus2020/index.html
(横浜市)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kigyoshien/yushiseido/jyouken/
(川崎市)
http://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000115859.html
《千葉県》
《千葉県》
https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/singata-koronauirusu-kigyousoudan.html
(浦安市)
http://www.city.urayasu.lg.jp/shisei/jigyosha/1007216/1028678.html
《埼玉県》
《埼玉県》
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0801/r020131_shingatakorona.html
《静岡県》
《静岡県》
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-010b/cv-soudan2.html
(富士市)
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/sp/rn2ola000002ehpi.html