依然としてコロナの話題ばかり、という日々が続きます

現状においても、資金の確保を第一に対策をされていることと思います

一方で完全な解決策はないものの、影響の拡がる様子が次第に見えてきました

そこで、今回は経営者として「次にやること」を考えます

テーマは、変化に対応する準備給付金・補助金・助成金です

 

給付金等については、

1.応急措置的な位置づけのもの(持続化給付金、感染拡大防止協力金、雇用調整助成金、家賃支援給付金)

2.今後の変化に対応する事を目的にしているもの

があります

後者のような給付金等は、目的や対象がはっきりしており、それだけに、どれを選択をすればよいのかわかりにくいところがあります

手当たり次第に申請できるものではありませんので、検討が必要です

少しずつわかってきた影響の拡がり

新型コロナ感染症による影響は、業種により出るタイミングがかなり違います

飲食店やその関連はいち早く影響が現れました

コロナ以前から受注がある業種、例えば建設業などは少し遅く影響がでます

正規社員の給与所得者は夏の賞与から影響が出ます

小売などは営業の再開が出来、一定程度の売上はあがりますが、すぐに元には戻りません(ネット依存の高まり、2次感染の恐れ、消費マインドの低下など)

それに応じて、全般的に消費が低迷し、いま影響のない全業種に多かれ少なかれ影響が及びます

回復はする,しかしコロナ以前には戻らない

しかし、回復しないということはありません

ただし、時間がかかります

年を越えて長引くことを前提にして経営を考えなくてはなりません

また、大事なことは回復はするがコロナ以前とまったく同じ形には戻らないということです

今は立ち止まっている状態

振り返ってみると、日本はここ数年、金融緩和、財政出動、消費税の改正、そしてオリンピック・・・

次々に物事が進んできました

ところが思わぬ事態となり、突然立ち止まらずを得なくなりました

しかしそのおかげで、経営者にとっては

・これまでの努力は本当に成果に結びつくものだったのか

・これからは、いったいどういう選択をすればよいのか

ということについて考える時間ができたのではないかと思います

いろいろな変化が予測されている

変化と言っても、それは全く聞いたことも見たこともないテーマではありません

テレワークがその代表ですが、地方・郊外分散化地方の活性化ペーパーレス印鑑文化の見直し東京一極集中見直し

どれも、以前から言われてきたことです

そして自分にとって必要なテーマが見えてくれば、自分にとって必要な給付金、補助金、助成金などの選択も見えてきます

ここが分かれ道

今は大変な時期であり、不安な時期です

しかし、この不安な時期に、あえてこのテーマに向き合うかどうかが分かれ道になると思います

すなわち

「この変化を見据えて自分にとって何が必要かを、いま考える事」

です

そして、何をすべきか

これまでも申し上げてきましたが、資金の確保これが第一優先である事には変わりありません

そして今回テーマにした変化に対応する準備を同時に考えます

これは主に給付金、補助金・助成金を検討します

準備や検討はアフターではなく同時進行

変化に対応する準備は、いわゆる「アフターコロナ」への対応です

ただし、実現はする時期は「アフター」かもしれませんが、準備や検討は「同時進行です

変化は今日現在も少しずつ現れていますし、余裕が出てきてから・・・では必ず忘れます

そこで差が出ます

検討すべき給付金、補助金・助成金を選択する

給付金・補助金・助成金はたくさんあります(応急措置的な持続化給付金、感染拡大防止協力金以外です)が、目的や対象が明確にされています

もともとコロナ対策ではなく、以前からあったものにコロナ枠を設けたものが多くあります

・自分にとって必要な事は何か

・それを実現するために必要な給付金等は何か

を検討します


政府

ものづくり補助金  経済産業省 中小企業庁 中小機構

新製品・サービス開発や生産プロセス改善等のための設備投資を支援

新型コロナウィルス感染症の影響を乗り越えるため前向きの投資を行う事業者を
補助率を引き上げて支援

https://seisansei.smrj.go.jp/pdf/0101.pdf

http://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html

持続化補助金  経済産業省 中小企業庁 中小機構

小規模事業者等が経営計画を策定して取り組む販路開拓等の取組を支援

(事例)新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中でも、営業を継続するため、店
内飲食のみであった洋食屋が、出前注文を受け付けるためのwebサイトを作成
し、来店しない顧客への販売を開始

https://seisansei.smrj.go.jp/pdf/0102.pdf

【全国商工会連合会】

一般型(事業再開枠を含む)

http://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/

(事業再開枠を含む)

http://www.shokokai.or.jp/jizokuka_t/

【日本商工会議所】

(事業再開枠を含む)

https://r1.jizokukahojokin.info/

(事業再開枠を含む)

https://r2.jizokukahojokin.info/corona/

IT導入補助金  経済産業省 中小企業庁 中小機構

バックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得など
付加価値向上に繋がるITツールの導入を支援

https://seisansei.smrj.go.jp/pdf/0103.pdf

https://www.it-hojo.jp/applicant/


東京都

事業継続緊急対策(テレワーク)助成金 (公財)東京しごと財団

新型コロナウイルス感染症等の拡大防止および緊急時における企業の事業継続対策として、テレワークを導入する都内の中堅・中小企業等に対して、その導入に必要な機器やソフトウェア等の経費を助成

https://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/kinkyutaisaku.html

新型コロナウイルス感染症緊急対策設備投資支援事業 (公財)東京都中小企業振興公社

感染症対策関連商品の製造に必要となる最新機械設備を新たに購入するための経費の一部を助成

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/coronasetsubi.html

新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン等に基づく対策実行支援 (公財)東京都中小企業振興公社

業界団体が作成した感染拡大予防ガイドライン等に沿った新型コロナウイルス感染症対策を行う都内中小企業等に対し、経費の一部を助成

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/guideline.html

新型コロナウイルス感染症緊急対策に係るソーシャルビジネス支援事業 (公財)東京都中小企業振興公社

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い顕在化した社会的課題の解決に向け、新たにソーシャルビジネスに取り組む都内の中小企業やNPO等に対し、経費の一部を助成します。

・事業例:子供向けオンライン学習支援、新型コロナウイルス感染者向けペット世話サービス

非対面型サービス導入支援 (公財)東京都中小企業振興公社

感染症の拡大防止を図るため、都内中小企業の非接触型サービス導入による業態転換を図る取組に対し、経費の一部を助成

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/hitaimen.html

飲食事業者の業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策) (公財)東京都中小企業振興公社

新型コロナウイルス感染症の流行に伴う都民の外出自粛要請等に伴い、大きく売上が落ち込んでいる都内中小飲食事業者が、新たなサービスにより売上を確保する取り組みに対し、経費の一部を助成

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/conversion.html

宿泊施設バリアフリー化支援事業 (公財)東京観光財団

新型コロナウイルス感染症の影響を受けている宿泊施設の集客力向上につながるバリアフリー化に取り組む宿泊事業者に対し、施設整備等に要する経費の一部を補助

https://www.tcvb.or.jp/jp/project/infra/yado-barrier-free/

宿泊施設非接触型サービス等導入支援補助金 (公財)東京観光財団

宿泊事業者が3密の回避など「新しい日常」への対応に向けて取り組む、非接触型サービスの導入等を支援

https://www.tcvb.or.jp/jp/project/infra/covid19-measures-yado/


神奈川県

神奈川県中小企業・小規模企業再起促進事業費補助金  神奈川県中小企業・小規模企業再起促進事業費補助金班

(1)非対面型ビジネスモデル構築事業・感染症拡大防止事業

(2)ITサービス導入事業

(3)生産設備等導入事業

(4)ビジネスモデル転換事業

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/jf2/coronavirus2020/index.html#1-(4)-%E3%82%A4

 


これが全てではありません

また、募集も一回限りではありません

業界に限られたものがあるとも聞きました

継続して検討しましょう

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03-6426-8061

受付時間 午前9:00〜18:00 [ 土・日・祝日除く ]

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